知っているようで知らない土木作業!作業内容の詳細をご紹介!

建設現場や道路工事など、人々の生活に深く関わっている土木作業の仕事は、さまざまな工事内容に分かれています。詳しい仕事内容について、よく分からないという人もいるのではないでしょうか。


この記事では、土木工事における作業内容の詳細を解説します。




■土木工事は土工業務・機械土工業務の2種類に分けられる!



土木工事の仕事は、土木業務と機械土工業務の2つに分けることができます。それぞれの詳しい作業内容は、以下の通りです。



・土工業務


土工業務は、作業現場の建設工事がスムーズに進むよう、土砂の運搬・土地の掘削および地ならし・コンクリートの撹拌などを担当する仕事です。建物が歪まず建設できるよう、土台を作ったり道路を整備したりするのも土工業務の仕事です。各作業の詳細を見てみましょう。


資材運搬

運搬専門のドライバーが資材置き場まで運んできた資材を、作業工程に合わせて現場へ搬入する仕事です。安全を確保しながら最適な資材を決定するほか、資材管理も担当します。


掘採

土工工事の基本といえる作業です。土を掘って土地を整え、建物や道路を真っ直ぐに立てるための下準備を行います。土の状況を確認してから土木工事が行われるため、ショベルカーに乗って土を掘り返す作業も掘採と呼ばれることがあります。


整備

ロードローラーを使って、広大な路面のコンクリートを整地する作業です。路面の平衡バランスに問題があると、建設後に建物の歪みが生じる恐れがあるため、整地作業はとても重要です。


機械土工業務

クレーン・パワーショベル・ブルドーザーなどの重機を操作し、運搬・埋め立て・造成などの作業を行う仕事です。重機の操作には免許が必要となるため、先に土工業務を経験してから資格や免許を取得し、機械土工の仕事に携わるのが一般的です。




■作業現場によっても作業内容はさまざま?



土木作業員として働く現場は多岐にわたり、現場によって作業内容も以下のとおり異なります。



・建物の建設現場


住宅・マンション・ビルなどを建設する現場では、現場の測量・土地の掘削・土留め・杭打ちなどの工事を施します。各工程において、職人が分担して作業を行います。



・インフラ建造物の建設現場


橋・道路・トンネルなど、日常生活に不可欠なインフラ建造物の建設現場では、既存道路のアスファルトの再舗装や、新たな道路の造成などが作業の中心です。工事現場の交通整理も、土工が担当します。道路工事では、水道やガス管などの工事も含まれます。




■最近、土木業界で女性が増えている



建設業は、以前は男性が携わる仕事だというイメージが強かったのですが、現在では建築業で働く女性も増えています。2000年には、建設業における女性技術者の割合が2%弱でしたが、2020年には6%程度まで上昇しました。


建設業の現場は、男性でも過酷だと感じる場面が多く、女性にとって体力面や労働環境の面でハンディがあるとされているのも事実です。この状況から、土木業界で働く女子に対して、批判的な意見も見られます。


ただ、仕事をする以上は、男性と対等な立場で作業しなくてはなりません。体力面などの理由、どうしてもできない作業があれば、他にできることを自ら率先して取り組む姿勢が重要です。


土木工事の仕事は規模が大きく、携わった建造物が長く残ることから、大きなやりがいを感じる仕事です。誰もが仕事をしやすい業界になるよう、男性だけでなく、女性の活躍も期待されています。



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