人々の生活を支えるインバート工事ってどんな仕事?重要性と作業工程を紹介

こんにちは。

大阪府を中心に京都府・滋賀県の2府1県で上下水道工事やインバート工事を手掛けている有限会社中京技建です。


生活排水や雨水は、下水管を通って処理施設にたどり着きます。その途中には何百何千というマンホールが設置されていますが、皆さんはマンホールの中がどうなっているのかご存じでしょうか? 実は、マンホールの底には水の通り道となる「インバート」が作られており、重要な役割を果たしているのです。今回は、中京技建が得意とするインバート工事の内容をご紹介します。




■インバート工事とは?


インバートとは、マンホールの中の底部に作られている、半円形の溝のことです。雨水や生活排水の通り道となり、これらをスムーズに流す役割を果たしています。この溝を作ったり、点検・修理・清掃をしたりするのがインバート工事です。


こう聞くと「それってわざわざ作る必要があるの?」と疑問に感じる方もいるでしょう。確かに、インバートがなくても水は流れます。その場合は一般的に、上流側の配管から水が出てくる→マンホール内に水が溜まる→下流側の配管から出ていく、という動きをします。


しかし、これだと流れ方があまりスムーズではありません。その上、マンホール内に汚泥などが堆積しやすく、放置すると詰まりや悪臭の原因となります。やがて腐敗が進むと有毒ガスである硫化水素が発生し、マンホール内の腐食や吸引による急性中毒、火災・爆発事故などを引き起こすこともあるため大変危険です。


こういったトラブルを防ぐために作られるのがインバートです。マンホール内をコンクリートで底上げしてインバートを形成すれば、水の流れがとてもスムーズになり、汚泥の堆積も防ぐことができます。インバートは、地味ですがとても重要な設備なのです。




■インバート工事の作業工程



インバート工事は一見単純に思えますが、実は意外と技術が必要な奥の深い作業です。未経験の方でもわかりやすいように、インバート工事の作業工程を具体的にご紹介します。



1:清掃と修繕

まずはマンホール内の汚泥を吸引・除去し、内部を洗浄します。内部に突き出している管口は切断し、漏水箇所があれば修繕します。



2:左官作業

きれいになったマンホール内にコンクリートを打ち、インバートを成形します。流水がある場合は、バイパス付きの止水プラグを使って排水しつつ作業します。狭いマンホールの中でコンクリートを成形するのは、なかなか大変な作業です。



3:仕上作業

コンクリートの硬化後、ひび割れや欠けなどがないことを確認し、止水プラグを撤去して完成です。優れた職人が作るインバートは見た目も美しく、水がスムーズに流れます。慢性的な汚泥の堆積に悩まされていたマンホールも、インバート工事で生まれ変わらせることができるのです。




■中京技建の前身はインバート工事業者!蓄積したノウハウで高品質施工!



インバートは目立たない存在ではありますが、私たちが快適な生活を送るためには必要不可欠な設備です。中京技建はインバート工事を得意としており、現在業務拡大中につき、一緒に働いてくださる方を募集しております。


弊社は前身がインバート工事業者なので、長年蓄積したノウハウがあり、高品質の施工ができるのが自慢です。現在主流の塩ビ製の工事はもちろん、モルタルを使用したインバート工事の専門知識もあるので、どちらにも対応できます。弊社で働けば、どんな現場でも通用する高いスキルを身に付けられるでしょう。


また、中京技建では資格取得支援も充実しています。ベテラン先輩職人が指導してくれるので、実務経験を積みながら資格を取得でき、未経験の方でも安心です。資格や技量によって昇給できる環境が整っているため、未経験の方でも熱意があればどんどんキャリアアップできます。


もちろん、経験者の方や将来の独立を視野に入れている方も大歓迎です。配管工事や土木工事に興味がある方、職人としてさらにレベルアップしたい方は、中京技建で一緒に働いてみませんか? まずは一度お会いしてお話しすることを大切にしておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。



採用ページはこちら

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

https://www.chukyo-giken.jp/recruit