こんにちは。
大阪府を中心に、京都府・滋賀県の2府1県で上下水道工事やインバート工事を手がけている、有限会社中京技建です。
今回は、「配管工 辞めとけ」といったネガティブなイメージについて、実際の現場を知る立場からお話ししたいと思います。
配管工という仕事には、大変なこともありますが、それ以上に大きなやりがいや可能性があります。
これから配管の仕事に興味がある方や、少しでも不安を感じている方にとって、前向きなヒントになれば幸いです。
■「配管工は辞めとけ」と言われる理由
肉体的にキツい?仕事内容と負担の実態
配管工の仕事が「辞めとけ」と言われる理由のひとつに、肉体的な負担が大きいという印象があります。確かに、屋外作業が中心であるため、真夏の猛暑や真冬の冷え込みなど、季節によっては厳しい環境下での作業が求められます。また、掘削・運搬・配管の取り回しなど、一定の体力が求められる場面も存在します。
しかし、それは業種全体の傾向であり、決して「過酷なだけの仕事」ではありません。現場では以下のような工夫とサポート体制が取られており、実際には持続可能な職場環境が整えられつつあります。
肉体的負担を軽減する3つの取り組み(弊社事例)
- 重機や機械の活用による省力化
→ 掘削作業や配管運搬は機械作業を基本とし、人力作業を必要最小限に抑えています。
- チーム作業による負荷分散
→ 配管設置や運搬は複数人での作業が基本。1人に過剰な負担がかかることはありません。
- 体調管理を重視する労務管理体制
→ こまめな休憩と水分補給、体調申告制度の整備。無理に作業を強いることはありません。
こうした取り組みを重視している会社では、体力に不安のある方でも問題なく現場に慣れていくことが可能です。
■「将来性がない」は本当か?配管工の社会的需要と今後
「将来性がないから配管工は辞めとけ」という言葉がネット上で見られることもあります。しかし、これは事実に反しています。むしろ、社会インフラに直結する業種として、配管工の需要は増加傾向にあります。
配管工の需要が増える3つの理由
上下水道の老朽化による更新需要
1960〜80年代に整備されたインフラが全国的に更新期を迎えています。
都市再開発に伴うインフラ整備
再開発地域では新たな配管設置が不可欠。道路下や建築構造に合わせた複雑な施工が求められます。
災害復旧・BCP対策のインフラ強化
水害・地震などへの備えとして、弾力性ある管路設計が求められ、配管技術者の知見が不可欠となっています。
また、インバート工事のように排水の流下特性を高度に制御する専門技術は、機械には代替不可能な領域です。弊社・中京技建が専門とするこの分野では、長年培ってきたノウハウが活かされ、常に新しい依頼が舞い込んでいます。
「人間関係が悪そう」という不安?
「職人の世界は怖い」「体育会系で厳しそう」といった印象があるかもしれません。しかし、現場では「連携」が命です。一人で完結できる仕事ではないからこそ、互いに助け合う関係性が構築されます。
職場の人間関係は“厳しさ”ではなく“信頼関係”
誤解されがちな点
怒鳴られることが多い。
厳しい上下関係がある
経験のある先輩が“育てる”責任を担う文化。
作業は基本的に複数人での共同作業
黙っていてもフォローされる環境です。
弊社では、ベテラン職人によるOJT(実地指導)を重視しています。「教えることが当たり前」という社風があり、新人を放置することは一切ありません。また、昼休みや仕事終わりには筋トレルームや談話スペースで自然に交流が生まれ、無理なくチームに馴染める環境が整っています。
■中京技建の働き方が「辞めとけ」を覆す理由
弊社・有限会社中京技建では、「辞めとけ」と言われるようなマイナスイメージを覆すため、以下のような方針で現場環境を整えています。
弊社が目指す“安心して働ける配管工の職場”の実現
資格取得支援制度
受講費用の補助や学習時間の調整など、キャリアアップを全力サポート。
昇給・昇格の明確な基準
「できること」が増えれば、収入と役職が確実にアップ。
幅広い工事経験
インバート・上下水道・掘削・舗装復旧などの多様な現場で実力を磨ける。
独立志望者の支援
将来、独立開業を目指す社員に対し、実務・経営面の相談も対応。
また、大阪府高槻市を拠点に、京都・滋賀にも広がる現場ネットワークがあるため、安定的な仕事量を確保しています。「辞めとけ」と言われるのは、職場選びを間違えた人の声が目立つから。環境が整った会社で働けば、まったく別の世界が広がっています。
■むしろチャンス?配管工が選ばれる理由と弊社の働き方
配管工は専門職!汎用性の高いスキルが身につく!
配管工の仕事は、建物や街を機能させるために欠かせない“設備系専門職”のひとつです。日常生活で目立つ仕事ではないかもしれませんが、その分、身につけた技術はあらゆる場面で応用が効き、他の建設系職種への転身や独立にも役立ちます。
配管工が得られる専門的スキルの一例
分野 習得できる技術内容
- 上下水道工事 管の接合・水密試験・本管からの取り出し技術
- インバート工事 排水効率を高める勾配設計とモルタル成型技術
- 掘削作業 重機操作の補助、埋設物確認、支持工知識
- 全管理 KY活動(危険予知活動)、保安設備の管理
- 舗装復旧 コンクリート打設・アスファルト舗装の整備技術
これらのスキルは一朝一夕で身につくものではありませんが、一つずつ積み重ねていくことで、どこに出ても通用する「実務対応力」を持った人材になることが可能です。
中京技建の職場環境とサポート体制
弊社・有限会社中京技建では、業界未経験の方も安心してスタートできるよう、明確な教育方針とフォロー体制を設けています。現場での育成に力を入れており、“段階的に覚える”“何度でも質問できる”というスタンスを徹底しています。
弊社の育成・サポートの仕組み
実地研修重視
現場の第一線でベテランが実務を一緒に行いながら指導。作業の“なぜ”から丁寧に解説します。
資格取得支援制度
講習費用の一部補助、学習時間の確保など、本人のやる気を最大限バックアップします。
対象資格例
- 給水装置工事主任技術者
- 排水設備工事責任技術者
- 2級土木施工管理技士 など
職種横断型の作業体験
掘削、管布設、舗装復旧まで一貫施工を行っているため、単一作業に偏らず多様な技術を体験できます。
また、体力や経験の有無に関係なく活躍できるよう、休憩・作業時間のバランスや、無理をさせない進捗管理を徹底しています。繁忙期であっても現場全体で安全・健康を優先する姿勢を共有しており、「長く働ける環境」を意識して制度を整えています。
■働きやすさを支える「仕組み」と「文化」
中京技建では、物理的な職場環境の整備だけでなく、働く人の心理的な安心を重視しています。その一環として、筋トレルームや談話スペースを設けていることはすでに述べましたが、それ以上に「相談しやすい社風」「言いやすい関係性」が重視されています。
文化として根付く“働きやすさ”の4要素
言いやすさのあるフラットな関係性
年齢や職歴に関係なく意見交換ができる、上下関係にとらわれない職場文化。
失敗を責めない習慣
初めての作業でのミスや不慣れな部分に対し、「責める」のではなく「改善を一緒に考える」姿勢。
オン・オフの切り替えが明確
現場作業は集中、休憩中は談笑や筋トレでリフレッシュ。適度なメリハリを重視。
先輩からの積極的な声かけ
新人が“質問しにくくならないように”先輩側から話しかける文化があります。
これらの仕組みや文化があることで、配管工という仕事に「安心して向き合える」環境が整い、定着率の向上にもつながっています。
■配管工の仕事には、誤解されやすい一面もある。
配管工という仕事には、たしかに体力を使う場面や覚えることも多くあります。しかし、それ以上に社会を支える誇りや、手に職をつけられる魅力があります。
中京技建では、経験の有無にかかわらず、意欲のある方を歓迎しています。ベテラン社員による丁寧な指導に加え、社会保険完備・退職金制度・交通費支給・筋トレルーム付き社宅といった福利厚生も充実しており、安心して働ける環境をご用意しています。
まずはお話だけでも大歓迎です。ぜひ一度、お気軽にご連絡ください。あなたと一緒に働ける日を、心より楽しみにしています。
採用ページはこちら↓
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